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| 7/14 鈴鹿ミニモト4耐に向けて準備を始めてからおよそ半年。 ついに最後の練習会だ。 いつものように前日は準備に追われ、睡眠時間は約二時間。 クルマを飛ばして鈴鹿へ着き、ブリーフィングを受けてマシンを準備する。 さすがに7月も半ばになると暑い。 みんな汗を流しながら作業する。 ストッククラスの走行が終わり、いよいよオープン+EASTクラスの走行が始まった。 コダカリさん(写真奥)が最初のライダーだ。 最初の一周にはペースカーの先導があるので数十台のマシンが列になってスタート。 たかおっちとワタナベさんとウチの嫁さんはピットロードから見学。 ペースカーが戻り、次々にマシンがホームストレートを加速していく。 が、ゼッケン228の我等が「がれーぢ・WAT号」が戻ってこない。 今回はニューエンジンの慣らしを兼ねているのでスロー走行予定ではあったが それにしても遅すぎる。 不安がよぎったその時、ノロノロとピットロードに戻る一台のマシン。 ゼッケンは228、ウチのマシンだ。 コダカリさんはマシンを止めると首を横に振った。 なんとフロントキャリパーの固定ボルトが一本外れてしまったのだ。 このままでは当然走れない。 開始そうそうのトラブルに焦りながら、マシンをピットに戻し 大急ぎで修復作業に取り掛かる。 が、今回は予備のボルトを持ち合わせていなかった。 何か外しても問題が無く、更にサイズの合うボルトは・・・ あった! ワタナベ氏がダメ元でキックの固定ボルトを流用して修理。 これで走れる。 すでに走行時間は半分を切っていた。 急いでコダカリさんが再スタート。 慣らしペースで数週周り、たかおっちにバトンタッチ。 慣らし・・・とはいえ、かなりハイギヤードなセッティングなので ある程度回転数を上げないと、上り勾配の多い鈴鹿ではまともに加速しない。 自分の中で上限を9800rpmと決めて走る。 前回は、初めての鈴鹿だったこともあり、全くコースがわからずに困惑したのだが 今回は一周回って記憶を手繰り寄せるだけでOK。 二週目からはラインを考えながらの走行が出来た。 が・・・いかんせん慣らし中。 パワーを使い切れない状態では2コーナー以降デグナー手前まで全く加速しない。 ちょっとしたフラストレーションを感じつつ走行時間終了。 ピットに戻り、いったん休憩。 滝のように流れる汗でツナギを脱ぐのにも一苦労だ。 午後から二回目の走行。 今度はワタナベさんがライダーに。 そしてワタナベさん一週目から全開(笑) 二週目も全開(笑) いや、慣らしでしょ?? コダカリさん苦笑。たかおっちも苦笑。 後で聞いたら一応早めのシフトアップは心がけたそうな。 しばらく走ってたかおっちにバトンタッチ。 油温が安定しているのを確認してスタート。 11000rpmまで回してみる。 心持ち加速が鈍いのはギア設定を変えたからだろうか? そんなことを考えながら数週。 もちろん回転数を制限しているので直線でもドンドン抜かれる。 が、それでも中にはたかおっちより遅い人もいる。 そんな時は滅多に無いチャンスということで不慣れな追い越しの練習をさせてもらう。 鈴鹿ツインサーキットで追い越し中に事故った記憶も新しいが 高速コーナーだらけの鈴鹿では比較的追越しもラクだ。 そうしているうちにチェッカーが振られ走行は終了。 自分としてはコースを完全に覚え、回転を抑えていても確実にタイムアップした確信を得、 とても充実した感覚だったのだが ワタナベさんは納得がいかない模様。 ギヤ比なのか、ニューエンジンの出来なのか、前より遅いと感じているようだ。 ともかくこれで練習は終わった。 あとは予選に向けてマシンを整備するだけだ。 7/15 次の日、ワタナベさんから「鈴鹿中止」の連絡が入る。 動揺を覚えながら話を聞く。 先日の鈴鹿ツインでの事故が原因なのか、 フレーム、スイングアームが歪んでいるというのだ。 50cc(エイプ100だが)のフレームにフルパワーのエンジンというアンバランスな車体だけに このままで全開走行をするのは危険だと判断したそうだ。 やりきれない悔しさが残る。 が、これは仕方が無い。 もうフレームごと乗せ換える時間は無い。 諦めるしかないのだ。 レース前日。 私達の初レースはスタートを待つ事無く終了した。 ガレージに佇むエイプ124レーサーは次の出番までに修理され、 また走り出してくれるだろう。 初めて仲間でチームを組み、力を合わせて目指してきた。 悔いが無いわけではないが・・・充実した時間だった。 それではまた・・・ |
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