ステップアップしよう! | |
さて、私は無事に一体目のキットを作り終え、 写真を撮ってホムペにアップしてみました。 みなさんも無事に作れましたか? 最初なので失敗もあるでしょうけど、 時間を忘れて没頭できる趣味というのはやはり楽しいですよね。 この感触を忘れない内に次のキット製作に移りたいと思います。 ・・・といいながら私はすでに作ってしまいました。 勢いというのは素晴らしい! あ、でもまだ素組みですよ。 ![]() 例のアッガイです。 まだゲート処理も全部終わっていませんが現状把握の為に組みました。 成型色は白、緑、グレー、クリアで、色分けはシールとデカールで行うみたいです。 でもできるだけ塗装でやりたいので頑張ろうと思って 必要な塗料をピックアップしました。 ついでにエア缶が足りないのでエア缶も注文・・・ 「ちょっと待てよ・・・」 よくよく考えてみると、エア缶もコスト面では結構不利ですよね。 HGサイズで2〜3本。MGサイズだと4本以上必要そうです。 そう考えるといくつか作ってる内にすごい金額になってしまいそう・・・ ではどうしましょう?? それは次へのステップアップ。 塗装で必要な最後の大物。 「コンプレッサー」の導入しかありません。 じゃあ、最初からコンプレッサー買ったほうがいいじゃないか・・・ それもそうかも知れませんが やはり継続できない可能性がありましたし エア缶のメリット、デメリットも使ってみないと解らないので。 結果遠回りになりますが、決して無駄では無いと思うんです。 それでは覚悟を決めてコンプレッサーの選定を始めましょう。 |
|
コンプレッサーを選ぶ 一口にコンプレッサーと言っても種類も沢山ありますし、 値段も5000円〜10万円オーバーまで様々。 そう簡単には選べません。 ならばネットの力に頼っていつもの検索ラッシュです。 1週間ほどみっちり調べました。 先輩モデラーさんのオススメNo.1は ・クレオス リニアコンプレッサー L5 もう、悩んだらこれを買え!というコメントがあちらこちらに・・・ 静かで、連続運転が可能。 セット構成も数種類選べ、ガンプラには最適。 だがしかし・・・結構高い・・・ L5本体が定価29400円、実勢価格が18000円前後。 本体だけでなく、レギュレーター兼水抜きが必要なので それがついたセットで定価35700円、実勢価格22000円前後。 ちょっと悩んでしまう価格です。 一般的なサラリーマンのお小遣いで気軽に買える値段じゃないです・・・ 安い物だと ・クレオス リニアコンプレッサー プチコン この辺りをエア缶からの移行組が良く使っているようです。 もちろん安いのでL5より性能は劣ります。 他には ・タミヤ ベーシックコンプレッサー も定番で人気なようです。 私は買い物で非常に悩むタイプなのですが 今回もかなり悩みました。 複数所持する気は無いですし、 使ってみて不満が出て買い換えるなんて勿体無くて出来ません。 L5くらいの性能で価格を抑えたモデルは無いものか・・・ と、探してみたらありました。 ・エアテックス APC-001R ![]() こんなヤツです。 L5より少し音が大きい、 連続使用時間に制限がある、等のデメリットもあるようですが L5を上回る出力と、最初からレギュレーターが一体で付いている点、 そして何と言っても同性能帯でトップクラスの価格! 最安価格で14000円くらいです。L5のレギュ付きより8000円安いんですよー。 ユーザーさんの評価もなかなかの高評価ですので これに決めました。 付属の水抜きが完全に水を取りきれないという情報がありましたので ・エアテックス ハンドグリップフィルター をセットで発注しました。 合計で17000円くらいでしたね。 これでもまだL5+レギュより5000円安いです。 使用感も他と比較はできませんが、エア缶とは雲泥の差です。 ただ、一つ問題が浮上しました。 |
|
KIDS-105とAPC-001Rの接続 KIDS-105セットにはコンプレッサーと接続する為に ネジ径の変換アダプターが付属しています。 なのでAPC-001Rにそのまま接続する分には何の問題もありませんでした。 しかし、ハンドグリップフィルターを取り付けないと 水抜き面での不安が残ります。 湿度の高い日は尚更・・・ 接続方法を調べるのですが、KIDS-105とAPC-001R+HGFの組み合わせまでは なかなかヒットしません。 情報を整理して自分で考えてみましょう。 KIDS-105本体:M5オス 付属エアホース:M5メス〜M5メス 付属変換アダプター:M5(オス)-S(メス)変換 ハンドグリップフィルター:S(オス)−S(メス) APC-001R:S(オス) 付属ホース:S(メス)〜S(メス) おおう、ややこしいですね・・・ 左からコンプレッサーを先頭に並べてみます。 001R:S>>付属ホース:S>>ハンドグリップフィルター:S X M5:KIDSホース:M5>KIDS-105 という事になります。 ハンドグリップフィルターの出口がSのメスでKIDS付属ホースがM5のメスなので メス同士、しかも径が違って接続できないわけですね。 はぁ、ややこしい。 それなら、この二つの間に 両出口がオスで片側M5、反対側Sのジョイントがあればいいということになります。 で、探してみたのですが見つかりません・・・ そもそもM5という規格がほとんど使われてないようです。 その代わり、クレオスのPS(細)というサイズとSサイズの変換アダプターは見つかりました。 写真で見比べてみるとPS(細)とM5はほぼ同寸です。 誰か検証している人はいないか・・・と調べると・・・ ありました! KIDS-105にキッズ缶以外のエア缶を使っている方のページで PS(細)とM5での互換性を解説してくれていました。 しかし、ネジ径は互換性があるものの、ネジの長さが違う為、 若干のエア漏れが発生するようです。 漏れるならダメじゃないか・・・と考えますが 模型用コンプレッサーの圧力程度なら簡単に漏れ対策ができると判断しました。 早速変換用のアダプターを買わなければなりません。 必要な変換アダプターは ・クレオス Mr.エアホース用 Mr.ジョイント(3点)セット です。このセットの中の2番ジョイントが使えるはずです。 運良く、地元の模型屋に1つだけ在庫がありました。 お値段1000円・・・仕方ないですね。 購入後、接続テストです。 見た目にはちゃんとつながっていますが コンプレッサーの圧を上げるとやはり少し漏れるようです。 漏れたままでも塗装はできましたが、やはり漏れない方がいいので ・シールテープ をくるっと巻いて対処しました。 ホームセンター等で売っている普通のシールテープです。 巻きすぎと巻き方向に注意してテンションをかけながら巻くだけです。 すると予想通り、ピタっとエア漏れは止まりました。 |
|
苦労は買ってでも・・・ いや、わざわざ苦労する必要は無いんですが これが趣味となると、多少の苦労は楽しみに変わるのです。 ちなみに、躊躇無く、本気で模型をはじめる方、 資金投入に抵抗が無い方は クレオスのリニアコンプレッサーL5にダブルアクションのエアブラシがセットになった物を 最初に買ってしまうのが確実だと思います。 あちこちでそう言われてますし、何より失敗が無いです。 結局後で買い足すのなら最初から・・・ということですね。 でも、私のように少しずつステップアップを狙う方、 とりあえずエア缶で十分だと思う方、 今からエア缶を卒業しようと思う方もきっといらっしゃるはずです。 KIDS-105のユーザーはそれほど多く無いと思いますが もしかしたら同じように接続で困っている方が居るのではないか、と思って ここで書いておくことにした次第です。 ちなみに、間にハンドグリップフィルターではなく、 水取りセットやMr.レギュレーターを挟む構成ならコストは少しかさみますが 問題なく接続できるかもしれません。試してませんが。 さぁ、これで道具は一通り揃いました。 小物と消耗品は買い足しますが、ガンプラ製作の準備は万端です。 ここを読んでくださったみなさんに恥ずかしくないようなものを作れる日まで 私のガンプラは終わらないのです。 最後になりますが 長い文章を読んでくださってありがとうございます。 クルマ以外の内容を書くのは本当に久しぶりなので 楽しくて一気に書いてしまいました。 せっかくなので塗り終わったアッガイを載せておきます。 まだまだ初心者ですがベタ塗りならカンタンですので是非チャレンジしてください。 ![]() 願わくば、みなさまのガンプラライフに栄光があらん事を! |
|
TOPへ戻る |